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冬は「冷たい熱」に気を配る

「冷たい熱」というと、変な感じがするかも知れませんが、「冷たい」も熱なので、貯めたり、発散したりします。
氷枕は、冷蓄熱の身近な例でしょう。
夏季と違うのは、防戦一方では無く、「熱い」熱を取り入れるという攻めの手段があることでしょうか。
夏季と同じく、周囲の場所ごとに検討します。


1.窓ガラス

夏季には邪魔者であった、光と共に入ってくる熱を積極的に取り込みます。
日中はカーテンやブラインドを開けて集熱。夜間は閉じて断熱します。
冬季には、南側の窓面に直接光を当てる工夫が必要です。
もちろん窓は「冷たい」熱の入り口でもあります。
ガラスの高性能化は欠かせません。


語義解釈

2.外壁

壁は、夏季で書いたとおりに断熱が主なので、冬季も同様です。


語義解釈

3.屋根

屋根は、壁よりは直射日光による、放射熱の影響を受けやすいので、
夏季対策の遮熱が日射取得においては、多少のマイナスかも知れません。
ですが、「夏を旨とすべし」の香川県ですので・・・。

語義解釈

4.基礎

放射の影響が少ない基礎も、夏場の対策と冬場の対策は同様です。
ですが、寒さに敏感な人にとって、床下の断熱強化は夏以上に体感できると思います。
基礎の冷蓄熱を防ぐには、換気装置との組み合わせも有効です。